MOTO GUZZI

V10 CENTAURO California 110i

 

【プロフィール】
第一次世界大戦終了後、カルロ・グッツイは、イタリア北部コモ湖畔のマンディロ・デル・ラリオの自宅でバイクの製作に取り掛かる。1920年プロトタイプでエンジン排気量500cc、4ストローク短気筒の「G.P(GIZZI&Parodi)」を完成する。翌年にはミラノ・ナポリ・ライドのレースに参加し初戦ということで上位には食い込めなかったが、初戦1ヵ月後のタルガ・フローリオのレースでは優勝し、翼を大きく広げた鷲のエンブレムが踊った。第二次大戦後の1965年にミラノで、現在のモト・グッツイのシンボルとなるクランク縦置き90度VツインのV7が誕生し現在に至る。