【プロフィール】
ヤマハの創設者は時計技師の葉山寅楠で、戦前にはオルガンの会社を設立しその会社は数年後には日本最大のオルガンメーカに成長し1897年に日本楽器製造株式会社(現ヤマハ株式会社)に改組された。3本の音叉を組み合わせたエンブレムもちょうどその頃誕生した。戦後1951年に二輪車の製造を手がけ1954年に、のちに「赤トンボ」の愛称で呼ばれるYA-1が完成した。その後YC-1・YD-1の2ストローク車を市場に投入した。1970年代には吸気ポートにリード・バルブを備えた空冷2気筒のRD250が発売され、大センセーションを巻き起こした。また当時アメリカで圧倒的な人気を独占していたトライアンフを目標に、4ストローク空冷SOHC2気筒のXS-1を発売する。XJシリーズやVmax・SRと息の長いモデルも現在も製造している。
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